〈聴くためのアトリエ〉へのお誘い

音楽は、ひとりひとりそれぞれ違った感性でどう捉えてもよい“アート”です。
だからむずかしいことは考えずに、ただ聴くのもよいでしょう。
でも、クラシック音楽は、何をよりどころに、どう聴いたらよいかわからない!というかたには、
その方法をわかりやすく紐解いてゆきます。
クラシック音楽とその演奏は、いくつかの約束事や作法、習慣から成り立っているので、
それを知ることで音楽の味わい方が変化すること間違いなしです。
一方で、音楽の聴き方がわかってくると、どんな演奏であったかを表現したくなります。
ある演奏がどうよかったのか、あるいはどこが気に入らなかったかを伝え、
意見を交わすことも、音楽を楽しむ一つの方法です。
軽井沢国際音楽祭2017のプログラムを聴きながら、
少しずつクラシック音楽を聴く達人をめざしてみませんか?

作曲家・音楽評論家 野平多美

軽井沢国際音楽祭2017 「聴く人のためのアトリエ」 「聴き手のプロになる」音楽愛好家からプロまで一緒に考える講座 期間:2017年8月18日(金)~23日(水)

講 師


  • 野平 多美
    (作曲家・音楽評論)

会 場

軽井沢大賀ホール/軽井沢友愛山荘 ほか

内 容

「聴く」とはどういう事か。音楽の何をどう聴くのか。
それをどう伝えるのか、書くのか。
軽井沢国際音楽祭の全公演を聴きながら
下記のカリキュラムを行ないます。

  • ① ガイダンス
  • ② 各種公演の終演後の寸評交換。
  • ③ 何をどう聴くか。各演目の時代様式と演奏、公演のプログラム構成と演奏について考える。
  • ④ 演奏家の心理状態や音楽的バックグラウンドについて考える。
  • ⑤ どう伝えるか―公演評を書いてみよう。(添削フィードバックあり)
  • ※ 講師の判断で、軽井沢国際音楽祭公式HP 上に公演レヴューとして掲載される場合がございます。

対 象

何歳でも、どなたでも参加できます。
定員:10名程度
応募にあたり、音楽プロフィールや職歴などをご提出いただきます。
通常評論活動をしている方、執筆業などをしているプロの方から、音楽
愛好家まで対象とします。譜面を読めない方でも参加可能です。

申 込

下記の申込用紙をダウンロードして記入してください。 また、各自の音楽プロフィール・職歴を別紙にてご提出ください。 申込用紙およびプロフィールは、下記お問合せ欄にある メールでお申し込みください。メールでのお申込みが難しい場合には 軽井沢国際音楽祭事務局へ郵送して頂けますようお願いいたします。 申込みは定員になり次第締め切らせて頂きます。 参加決定通知は、お申込みいただいた方に直接事務局より郵送でお知らせ させて頂きます。

第1次締切り:7月28日(金)(定員になり次第締切り)

聴く人のためのアトリエ申込用紙PDFダウンロード

参加費

6日間 講習料 48,600円(全公演チケット代含む)

  • ※軽井沢までの交通費・宿泊費は含みません。
  • ※主催者手配の宿泊(相部屋・1 万円程度)を希望される場合には別途お問合せ下さい。
  • ※参加費は、参加決定後に音楽祭実行委員会よりご請求書を発送致しますので請求書が届いてから10日以内にお振り込みをお願いいたします。尚、講習料48,600円のうち、5,000円は、登録料として承り、やむをえず参加キャンセルとなった場合も、登録料5,000円のご返金は出来ません。予めご了承ください。

スケジュール

8月18日(金) 午後 ガイダンス
16:00~オープニング・ガラ・コンサートを聞いていただきます
終演後 フィードバック
8月19日(土)~8月23日(水)のスケジュール詳細は決定後お知らせいたします。
8月23日は、ユニオンチャーチでの公演終了後、現地解散となります(17:00頃)予定。

●お問い合わせ

軽井沢国際音楽祭実行委員会 事務局
050-3718-8676(代表・平日10:00~18:00)/Email : info@kimf.net
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂2-15-12パール赤坂ビル406