チケットアーティスト

横川 晴児

音楽監督

横川 晴児Seiji Yokokawa

東京都出身。
クラリネットを浅井俊雄、細野孝興、ジャック・ランスロ、ユリス・ドゥレクリューズ、ワルター・ボイケンズ、ギ・ドゥプリュ、室内楽をレーヌ・フラショー、ピエール・ピエルロの各氏に師事。
1968年に渡仏、ルーアン音楽院、パリ国立高等音楽院をともにプルミエ・プリを得て卒業後、フランス国内で演奏活動を行う。
帰国後東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者に就任、1986年にNHK交響楽団首席奏者に就任。
ソリストとしても、N響定期公演はじめ国内各地の主要オーケストラにおいて、外山雄三、尾高忠明、オトマール・スウィトナー、ヘルベルト・ブロムシュテット、ジャン・フルネ、フィリップ・アントルモン、アンドレイ・ボレイコ他、数多くの指揮者と共演するほか、国外でもBBCスコットランド交響楽団やKBS交響楽団に招かれるなど、活躍の場を広げている。
室内楽の分野では、1998年にはフランスのプラドにおける、カザルス・フェスティヴァルに招待されたほか、国内外において数々の音楽祭・演奏会でアンリエット・ピュイグ=ロジェ、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ピエール・ロラン=エマール、ヨーヨー・マ、レジス・パスキエ、他著名なソリストたちと共演している。
2001年にはクラリネット奏者として名高いアルフレート・プリンツのピアノで、ブラームスのクラリネットソナタ集をBMGファンハウスよりリリース、「レコード芸術」誌では特選に選ばれた。
また同時に行ったリサイタルも話題となった。2002年からは、軽井沢国際音楽祭で音楽監督を務めている。2010年2月NHK交響楽団を定年により退職。
2012年ピアニスト野平一郎と「フレンチ・サマー」をキングレコードよりリリース。
フランスのトゥーロン国際コンクール審査員(1991年・1997年)、ジュネーブ国際コンクール審査員(1997年)アンリ・デュティユ国際作曲コンクール審査員(2004年),カール・ニールセン国際コンクール審査員(2005年)等を務める。また、国内外でマスタークラスを行うなど後進の指導にあたるほか、近年は指揮者としても活動している。
1988年第2回グローバル音楽奨励賞受賞。2009年NHK交響楽団有馬賞受賞。
また作品に「Un Miroir Cassé」、著書に「Les gammes et les doigtés」(Leduc) がある。
元国立音楽大学客員教授、習志野シンフォニエッタ千葉芸術監督、トート音楽院学院長、ビュッフェ・グループ専属テスター、ダダリオ・ウッドウィンズ専属テスター、習志野文化ホール評議員。

河野 克典

バリトン

河野 克典Katsunori Kono

東京藝術大学大学院修了後、西独給費留学生としてミュンヘン音楽大学で学び、その後ウィーン国立歌劇場の研究員となる。
ジュネーヴ、ヘルトゲンボシュ国際声楽コンクールなどで入賞。
欧米でのリサイタルはもとよりオペラ、オーケストラ、宗教曲の公演、日本ではNHK交響楽団定期公演、東京フィル、日本フィル、新日本フィル、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、サイトウ・キネン・オーケストラの公演にソリストとして出演。
小澤征爾、大野和士、K・マズア、G・ベルティーニ、E・インバルといった著名指揮者と共演。
オペラではウィーンを始めフランス、イタリア、新国立劇場、藤原歌劇団公演において好演。
リサイタル「ヴォルフの世界」で芸術祭優秀賞を受賞。
「白鳥の歌」「水車屋の娘」「冬の旅」「詩人の恋」、日本歌曲集「この道~ふるさとの歌」等のCDをリリース。
現在、横浜国立大学、東京藝術大学等で後進の指導にあたっている。山口県「ふるさと大使」。

小林 美恵

ヴァイオリン

小林 美恵Mie Kobayashi

東京藝術大学附属音楽高等学校を経て、同大学を首席で卒業。
在学中に安宅賞、福島賞を受賞。
1983年第52回日本音楽コンクール第2位。
1984年海外派遣コンクール河合賞受賞。
1988年にはシュポア国際ヴァイオリン・コンクール第2位、あわせてソナタ賞を受賞。
1990年、ロン=ティボー国際コンクールヴァイオリン部門で日本人として初めて優勝。
以来、国内外で日本を代表するヴァイオリニストとして活躍。CDは、「プレイズ・クライスラー」、
「ヴァイオリン名曲集」など多数リリース。
2010年は、紀尾井ホールにてデビュー20周年記念リサイタルを好演、
11月には、ロン=ティボー国際コンクールのヴァイオリン部門の審査員として招かれた。
2015年はデビュー25周年を迎え、2015-2016年の2年間で5回の記念リサイタルのほか、
全国各地で公演が予定されている。
現在、昭和音楽大学客員教授。

小林美恵オフィシャル・ホームページ http://miekobayashi.com/

近藤 薫

ヴァイオリン

近藤 薫Kaoru Kondo

東京芸術大学をアカンサス賞を受賞して卒業後、同大学院修士課修了。
在学中から国内の様々なオーケストラにゲスト・コンサートマスターとして出演する他、芸大派遣によりウィーン音楽大学の夏期講習会に参加し、アルバン・ベルク、アマデウス、ハーゲン等の弦楽四重奏団のメンバーに学び、室内楽の分野でも研鑽を積む。
その他、イタリア、ドイツ、オーストリア、スペイン、中国、台湾などの各国においてソリスト、および、室内楽客演として演奏。
また、ローマ・サンタチェチーリア管弦楽団首席チェロ奏者のルイージ・ピオヴァーノ氏の招聘で、イタリア・ランチャーノ音楽祭に講師として参加するなど、後進の指導にも当たっている。
2004~10年、東京フィルハーモニー交響楽団第1 ヴァイオリン・フォアシュピーラー。
2011年6 月から九州交響楽団コンサートマスターに就任。これまでに水野佐知香、岡山潔、松原勝也、ヴォルフガング・マルシュナー、海野義雄の各氏に師事。大幸財団、松尾財団より奨学金を授与。
東京フィルハーモニー交響楽団創設時のコンサートマスター近藤富雄は祖父で、
三世代に渡ってヴァイオリニストという音楽家の家系に育つ。
愛知県出身。

青木 調

ヴァイオリン

青木 調Shirabe Aoki

静岡と名古屋にて、矢口弓子、近藤フミ子、石田なをみ、佐々木はるるの各氏に師事。
東京にて、久保田良作、堀正文、原田幸一郎、藤原浜雄の各氏に師事。
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを経て、同大学大学院大学修了。
1992年日本音楽コンクール第2位、併せて黒柳賞受賞。1995年日本国際音楽コンクール第2位。
桐朋学園オーケストラ、名古屋フィル、新日本フィル、東京交響楽団と共演。
NHK‐FM「FMリサイタル」へ出演。倉敷音楽祭、宮崎国際音楽祭、サイトウ・キネンフェスティバル松本などの音楽祭へ参加。
2008年と2010年に、全日本学生音楽コンクールの審査をする。
2005年、NHK交響楽団へ入団。2015年よりN響団員で結成した弦楽四重奏団「鶴クァルテット」で、定期公演を行っている。

黒田 玲

ヴァイオリン

黒田 玲Rei Kuroda

桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を経て同研究科修了。
在学中、桐朋学園オーケストラのコンサートミストレスを務める。
2000年オランダ・クリスティーナ王女コンクール財団の招きによりオランダ4都市での演奏会に出演。
2005年8月、韓国・インチョンで行われたアジアフィルハーモニーオーケストラアカデミーに参加、
チョン・ミュンフン氏指揮特別演奏会にてコンサートミストレスを務める。
2007年草津夏季国際音楽アカデミー&フェスティバルにおいてパノハカルテットの室内楽クラスを受講。
第7回日本クラシック音楽コンクール全国大会審査員特別賞受賞。
第53回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部第2位受賞。
プレールカルテットのメンバーとして、第43回JTが育てるアンサンブルシリーズ(プロデューサー:岩崎洸氏)に出演。
また、リサイタルを岡山・滋賀・愛知・東京の各都市で行う。
2018年7月より東京フィルハーモニー交響楽団契約団員。
これまでにヴァイオリンを高橋康、勅使河原真実、加藤知子、辰巳明子、漆原啓子の各氏に、室内楽を岩崎淑、百武由紀の各氏に師事。

猶井 悠樹

ヴァイオリン

猶井 悠樹Yuki Naoi

ドイツ、ボン出身。
桐朋女子高等学校音楽科を経て、同大学卒業。
これまでに、小澤征爾音楽塾、軽井沢八月祭、東京・春・音楽祭、サイトウキネン・オーケストラ、
水戸室内管弦楽団、アフィニス夏の音楽祭などに参加。
ウォールドルフ夏期音楽セミナーにて、トーマス・ブランディスに師事し、選抜コンサートに出演。
これまでに、釋伸司、奥田章子、加藤知子、堀正文の各氏に師事。
ソロ・コンサートや室内楽演奏会など、積極的に演奏活動に取り組んでいる。
NHK交響楽団第1ヴァイオリン奏者。

山岸 努

ヴァイオリン

山岸 努Tsutomu Yamagishi

桐朋女子高等学校を経て、2008年同大学を卒業し卒業演奏会出演、NHK交響楽団入団。
第51回全日本音楽コンクール東京大会小学生の部、第54回同コンクール中学生の部、それぞれ入賞。
第12回日本モーツァルト音楽コンクール第1位。
大賞選考会で大賞受賞。
国内主要音楽祭にて音楽賞受賞。
第9回千葉市芸術文化新人賞を受賞。
現在は、N響でのオーケストラ活動のかたわら、N響メンバーを中心とした各種室内楽や、ソロコンサートでも活躍中。

中村 洋乃理

ヴィオラ

中村 洋乃理Hironori Nakamura

岡山県笠岡市生まれ。愛知県立芸術大学を経て、東京藝術大学大学院研究科修士課程修了。
第8回日本演奏家コンクール最高位受賞。
「文化庁舞台芸術フェスティバル・日韓の若い音楽家によるオーケストラ特別演奏会」の日本、韓国公演に首席奏者として参加。
2011年国際音楽祭「ヤング・プラハ」に招かれ、ヤング・プラハ・フェスティバル・カルテットとしてチェコ各地にて演奏。
また、倉敷音楽祭、軽井沢国際音楽祭、軽井沢春の音楽祭、函館音楽祭、東京・春・音楽祭等、
全国の音楽祭にも招かれ、様々なコンサートに出演している。
2014年日本では珍しい、ヴィオラ奏者四人による「Alto de Campagne」を結成し、
岡山、鳥取、兵庫、東京での演奏会を毎年開催している。
また愛知県立芸術大学の友人達とピアノ五重奏団「パルテンツァ五重奏団」を結成し、毎年名古屋の電気文化会館で演奏会を開催している。
2007年から2014年まで東京フィルハーモニー交響楽団フォアシュピーラーを務めた。
2015年にNHK交響楽団入団。現在、次席奏者。
ヴィオラカルテット Alto de Campagne、パルテンツァ五重奏団、ナガノチェンバーオーケストラメンバー、
横浜シンフォニエッタシーズンメンバー。
これまでにヴィオラを江島幹雄、百武由紀、川﨑和憲の各氏に師事。

森口 恭子

ヴィオラ

森口 恭子Kyoko Moriguchi

桐朋学園大学研究科修了。
3歳よりヴァイオリンを始め、東京音楽大学入学後ヴィオラに転向、特待生給費金を得て同大学を首席卒業、併せてNTTdocomoより奨学金を授与される。
第1回日本演奏家コンクール最高位、第9回日本クラシック音楽コンクール審査員特別賞を受賞。
読売新人演奏会、東京文化会館新進音楽家デビューコンサート、サントリーホールレインボー21デビューコンサートに出演。
小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトIV~VII、サイトウキネンフェスティヴァル「若い人のための室内楽勉強会」に参加。
宮崎国際音楽祭、霧島国際音楽祭、サイトウキネンフェスティバル松本「詩と音楽」、JTアートホール室内楽シリーズ、東京・春・音楽祭、東京のオペラの森などに出演。
これまでにヴィオラを店村眞積、鈴木康浩、兎束俊之の各氏に師事。
ヴァイオリンを不破悦子、山岡耕筰、山岡みどり、久合田緑の各氏に、室内楽を岡田伸夫、原田禎夫、渡辺實和子、毛利伯郎、名倉淑子、ロバート・マンの各氏に師事。
現在、読売日本交響楽団、紀尾井ホール室内管弦楽団(旧紀尾井シンフォニエッタ東京)ヴィオラ奏者。

宮坂 拡志

チェロ

宮坂 拡志Hiroshi Miyasaka

1982年東京生まれ
5歳よりチェロを始める
これまでにプロジェクトQ、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、小澤征爾、
ロストロポーヴィッチの各氏によるコンサートキャラバン、宮崎国際音楽祭等に出演
エルンスト・オッテンザマー、ラリー・コームズ、 フォルクハルト・シュトイデの各氏と共演。
桐朋学園高校音楽科を経て同大学を卒業。その後N響アカデミーを経てNHK交響楽団チェロ奏者。
2010年アフィニス文化財団の海外研修員としてミュンヘン音楽大学へ留学。
チェロを木越洋、堤剛、ウェン=シン・ヤンの各氏に師事

池松 宏

コントラバス/チェロ

池松 宏Hiroshi Ikematsu

1964年ブラジル生まれ。19歳よりコントラバスを始める。
桐朋学園大学卒業。
NHK交響楽団首席を経て、2006年家族と共にニュージーランド移住しニュージー ランド交響楽団首席。
2014年帰国し現在東京都交響楽団首席奏者。
これまでに6枚 のソロ・アルバムをリリース。
後進の指導にも力を入れており、現在、東京芸術大学准教授、国立音楽大学客員教授。
またドイツ、イギリス、ポーランド、オーストラリア、中国など海外の音楽祭や国際コンクール、
音楽大学に招かれマスタークラスを行なっている。
渓流 釣りが趣味で2013年ニュージーランド・ナショナル・フライフィッシング・ペア大会優勝。

トマ・プレヴォ

フルート

トマ・プレヴォThomas Prevost

10歳でジュネーブ音楽院に入学、17歳でパリ国立高等音楽院(CNSM)に入学し、ジャン=ピエール・ランパルのもとで学ぶ。
CNSM修士課程中にピエール・ブーレーズが創設したアンサンブル・アンテルコンタンポランにアラン・マリオンと共に首席奏者に選ばれるが、直後にフランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団より首席フルート奏者として招かれ後者を選択する。
これまでにペーター・シュライヤー、リリー・ラスキン、エマニエル・アックス、ヨーヨー・マ、パメラ・フランク、ポール・メイエ等の著名アーティストたちと共演。
ピアニストのアルバート・ロトとは30年以上にわたりヨーロッパ、北米、アジアの様々な都市で共演してきている。
多くの指揮者から厚い信頼を集め、音楽監督を務めたチョン・ミョンフンからも「非常にスケールの大きな音楽家で現在世界最高のフルート奏者の一人。
彼が在籍してくれることはこのオーケストラにも楽員にも大変幸運なことである」と絶賛される。
フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団の公演で日本にもたびたび訪問、テレビ等を通して演奏姿も紹介されており日本のファンも多く、また元文化庁長官の故河合隼雄氏との親交があり日本の文化や音楽教育への造詣も深い。
現在、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団首席フルート奏者、パリエコールノルマル音楽院教授。
日本においても石見銀山国際音楽アカデミー(島根県)のレギュラー講師として夏季マスタークラス等で音楽家育成に力を注いでいる。

宮崎 由美香

フルート

宮崎 由美香Yumika Miyazaki

東京藝術大学音楽学部首席卒業。同大学大学院修士課程修了。
アカンサス音楽賞、NTTdocomo賞受賞。
日本木管コンクール第2位。フルートコンベンションコンクール第2位。
日本管打楽器コンクール第2位。
宮崎国際音楽祭、軽井沢国際音楽祭等の音楽祭に出演。
音楽祭ではコンチェルトのソリストを務める等、ソリストとしての活動の他、
室内楽奏者としても、数多くの演奏家と積極的に活動をしている。
2007年より2年間NHK交響楽団アカデミー生として研鑽を積み、
在京オーケストラの客演首席としても多くの演奏会に出演している。
クインテットアッシュメンバー。
2013年にファースト・アルバム「HUMORESKE」、2017年には、
2ndアルバム「プルチネッラ」「マメールロワ」を2枚同時発売。
レコード芸術の準特選に選ばれる。現在尚美ミュージックカレッジ非常勤講師。

岡 北斗

オーボエ

岡 北斗Hokuto Oka

愛知県立芸術大学卒業。東京芸術大学大学院修士課程修了。その後ベルリンへ留学。
ベルリン国立歌劇場管弦楽団首席オーボエ奏者G.ヴィット氏に師事。
ドイツ国立ロストック音楽・演劇大学にて国家演奏家資格を取得し2008年帰国。
現在、藝大フィルハーモニア管弦楽団オーボエ奏者、及び横浜シンフォニエッタ メンバー。
愛知県立芸術大学非常勤講師。

野田 祐介

クラリネット

野田 祐介Yusuke Noda

1964年大分県別府市生まれ。
千葉県立船橋高等学校オーケストラ部で音楽に目覚め、16歳よりクラリネットを横川晴児氏に師事。
高校卒業後フランスに留学、パリ市立第10区音楽院、ヴェルサイユ国立地方音楽院、パリ国立高等音楽院をそれぞれ一等賞を得て卒業。
C.ドゥシュルモン、A.ブータール、G.ドゥプリュの各氏に師事。
室内楽をピエール=イヴ・アルトー氏に師事。
在学中、メシアン作曲「時の終わりのための四重奏曲」を作曲者本人の前で演奏、好評を得る。
1988年に帰国、フリー奏者としてオーケストラ、室内楽、ソロ、放送音楽等にわたり活躍。
2003年群馬交響楽団に第一奏者として入団、現在に至る。
第6回日本管打楽器コンクール・クラリネット部門入選、第3回日本クラリネットコンクール第3位入賞。
プラハ放送交響楽団、ニューフィルハーモニー千葉、群馬交響楽団と協奏曲を共演。
NHK-FMリサイタル出演。
草津国際音楽祭、宮崎国際音楽祭等に出演。
プロオーケストラ奏者を集めたなにわ《オーケストラル》ウィンズにてE♭クラリネット担当。
群響団員による室内楽《Ensemble G》主宰。
クラリネットを中心とした木管アンサンブル《Class-K》主宰。
第78回及び第81回日本音楽コンクール・クラリネット部門審査員。
第4回秋吉台音楽コンクール・クラリネット部門審査員。
桐朋学園大学音楽学部、昭和音楽大学で後進の指導にもあたる。

チェ・ヨンジン

ファゴット

チェ・ヨンジンChoe Yong-Jin

韓国釜山生まれ。
韓国芸術総合大学卒業後、ドイツにてダグ・イエンセン氏に師事、ハノーバ音楽大学ソリストクラス最高演奏者過程卒業。
韓国初、東亜新聞コンクールで3回連続優勝を果たし、ドイツ・バイロイト国際コンクール・ファゴット部門等、国内外有数のコンクールで優勝する。
ノルウェー・トロントハイム・シンフォニー・オーケストラ首席奏者を経て、日本では2005年から東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者。
韓国では韓国芸術総合大学、漢陽音楽大学で講師を務める。

今井 仁志

ホルン

今井 仁志Hitoshi Imai

東京学芸大学音楽科卒業。
88年オーケストラ・アンサンブル金沢入団。
93年アフィニス夏期セミナー参加。
D・クレヴェンジャー氏に師事。
94年ドイツに於いてKonzertarbeitwochen in Goslarに参加。
期間中演奏会に出演。
96年アフィニス文化財団海外派遣制度により、ミュンヘン、R・シュトラウス音楽院に留学。
97年東京交響楽団首席奏者として入団。
99年NHK交響楽団に移籍。
2013年11月より首席奏者。
ホルンを千葉馨、伊藤栄一、原田祝晃、E・ティルヴィリガーの各氏に師事。
トウキョウ・ブラス・シンフォニー、金管5重奏団n-craftメンバー。
桐朋学園音楽学部、昭和音楽大学、武蔵野音楽大学非常勤講師。

太田 恭史

トランペット

太田 恭史Yasuhito Ota

群馬交響楽団第一トランペット奏者。
千葉県生まれ。
東京音楽大学を卒業の後、フィンランド国立シベリウス音楽院に入院。
在院中にクオピオ市立交響楽団(フィンランド)首席トランペット奏者、
フィンランド放送交響楽団副首席トランペット奏者を歴任。
2008年より現職。
トランペットを、佐藤宗男、林昭世、ポール・メルケロ、ヨウコ・ハルヤンネの各氏に師事。

植松 透

ティンパニ

植松 透Toru Uematsu

都立立川高校を経て、1988年国立音楽大学卒業。
90年同大学大学院修了。
93年NHK交響楽団入団。
96年ミラクル・パーカッション・アンサンブル結成に参加。
98年ドイツ・ベルリンに留学、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団首席ティンパニスト、
ライナー・ゼーガース氏に師事。

ヴィクトル・ブーニン

ピアノ

ヴィクトル・ブーニンVictor Bunin

ヴィクトル・ブーニンは1936年にロシア南西部のヴォロネジに生まれる。
高名な作曲家であった父ヴラディ―ミル・ブーニンの影響により音楽の世界に触れ、ピアノを学びはじめる。
一家がモスクワに移住した後、チャイコフスキー記念モスクワ音楽院附属音楽学校に入学。
1956年にモスクワ音楽院本科に進み、ソヴィエト楽壇を代表する名ピアニスト=作曲家の一人であったサムイル・フェインベルク教授の最晩年の高弟として薫陶を受ける。
音楽院在籍中に全ロシア・ピアノコンクール(1961年)において優勝を果たしたことを機に、ロシア国内外での活発な演奏活動を展開。
また、ソヴィエト国立響、モスクワ・フィルハーモニー管、モスクワ放送響などといったロシアの主要なオーケストラの定期演奏会等のソリストを数多く務めた。
ブーニンのレパートリーは古典から近現代に至るまでの多様な作品を網羅しているばかりでなく、母国ロシアのピアノ音楽リテラテュアに対しても極めて興味深い広がりをみせている。
とりわけ、ソ連時代に急進的な創作活動を展開した現代作曲家たち――父ブーニン、師フェインベルク、アレクサーンドロフ、ゴールベフ、ラザレーノフなど――の作品の傑出した紹介者、初演者としても高く評価されている。
ソ連時代から現在に至るまで、ブーニンは数々の優れた録音作品を残しており、メローディアやEMI、ロシアン・ディスク、クラシカル・レコード(露)などのレーベルから、ベートーヴェンやシューマン、リスト、ラフマーニノフ、チャイコーフスキィ、スクリャービン、メートネル、アレクサーンドロフ、フェインベルクなどの作品を主としたLPやCDをリリース。
近年では、ロシア初のハイブリッドSACDレーベル“CARO MITIS”より、タネーエフとアレクサーンドロフの師弟関係をテーマとした録音作品をリリースし、好評を博す。
一方で、ブーニンは傑出したピアノ教育者としても知られ、1963年より母校であるモスクワ音楽院、同附属中央音楽学校、同附属カレッジなどで教鞭を執った。
ソ連崩壊後の1993年には中東に渡り、シリア国立音楽院とレバノン国立高等音楽院などでも教授活動を行った。
このほか、ロシア各地、ヨーロッパ諸国、中東諸国、北米などでマスタークラスやコンクール審査に招かれる。
また、恩師フェインベルクの芸術遺産の紹介と研究の第一人者として高い評価を受け、師のピアノ作品の傑出した演奏者としてのみならず、《S. E. フェインベルク――その生涯と創作》(1999年:モスクワ、ムジカ社刊)、《フェインベルクのピアノ教授法》(2000年:同)をはじめ、フェインベルクに関する論文や記事、作曲家の遺族や同時代人のインタヴューなどを数多く発表。
2017年5月に初来日し、武蔵野市民文化会館小ホールで行われたリサイタルは絶賛を博した。

秋場 敬浩

ピアノ

秋場 敬浩Takahiro Akiba

東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を首席で卒業。
学内にてアリアドネ・ムジカ賞、安宅賞、アカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。
その後、同大学院音楽研究科に進み、2015年に博士後期課程修了(博士号取得)。
大学院在籍中よりロシアに渡り、国立チャイコフスキー記念モスクワ音楽院に学ぶ。
2011年にデュプロマを得て同音楽院修了。
2015年、「アルメニア音楽芸術への貢献」に対し、アルメニア政府ディアスポラ大臣表彰を受賞。
これまでに東京のオペラの森2008(東京・春・音楽祭)、軽井沢国際音楽祭、エイヴェレ国際ピアノ・フェスティヴァル(エストニア)、コミタス国際フェスティヴァル(アルメニア)等でリサイタルを行ったほか、国内外第一線の器楽奏者や声楽家、オーケストラとの共演を重ね、日本各地、ロシア、アルメニア、エストニアなどで演奏活動を展開。
このほか、エイヴェレ夏期ピアノ・スクール、アルメニア国立コミタス記念イェレヴァン音楽院、アルメニア国立チャイコフスキー記念特別音楽学校などでのマスタークラスをはじめとした教育活動、駐日アルメニア共和国大使館主催による演奏会や音楽祭のプロデュース、朝日カルチャー・スクールなどでのレクチャーなども手掛ける。
現在、東京芸術大学音楽学部、桜美林大学芸術文化学群講師。日本コミタス音楽協会代表。

須関 裕子

ピアノ

須関 裕子Hiroko Suseki

桐朋学園大学音楽学部卒業、同研究科を首席修了。
16歳で第2回チェルニー=ステファンスカ国際ピアノコンクール優勝、翌年ポーランド各地でリサイタルを行う。
第16回宝塚ベガ音楽コンクール優勝。
ドイツで行われた第3回国際室内楽アカデミーにてグランプリを受賞。
野平一郎氏プロデュース「ピアノ伴奏法講座」2008~2010年度受講生。
多くのオーケストラと協奏曲を共演。NHK-FMや「静響アワー」等に出演。
2018年2月、初のソロCD「La Campanella」をリリース。
国内外の演奏家からの信望も厚く、多くの奏者のリサイタルやCD等で共演している。
桐朋女子高等学校および桐朋学園大学非常勤講師(ナンバリズミック)。